風と雲と私

香川県の片田舎で自宅アウトドアライフな日々を綴っています

薪ストーブと田舎暮らし

まいど、うじです。

この週末は霜が降りるほど朝は寒かった。

にゃんこたちも薪ストーブの前でぬくぬくしている。

 

さて、今日は薪ストーブと田舎暮らしについての戯言を少々。

田舎に引っ越してはや4ヶ月が経過した。

薪ストーブを焚き始めてから一ヶ月弱だが、田舎は本当に薪ストーブに最適な環境だなと改めて感じることが多い。

 

①煙突からの煙や臭いを気にしなくて良い

都会では薪ストーブを導入したものの近所からのクレームで焚くことすら出来なくなったという悲しい話をたまに耳にするが、田舎ではこの問題はあまりおきにくい。

我が家の周りは家との距離が各々50m以上は離れているし水田が多いので夕方になると普通に野焼きが数箇所で行われている。

当然住民も煙の臭いには慣れっこだ。

というか一家に一台ドラム缶完備だったり・・・。

 

②薪や焚き付けを入手しやすい

これは立地によるところが多いが近くに里山があるような環境であれば薪を自分で入手することが可能だ。

我輩は家の向かいに放置竹林があり地主に手入れさせてほしいと頼んだところ、少し入ったところに広葉樹がたくさんあるので好きに切ってよいというオマケまでついてきた。

自力で伐採から運搬までしなくてはならないというリスクはあるものの、現時点では今後原木の購入は不要な状況を引っ越しからわずか2ヶ月で確保できた。

腕サイズの木はそこらじゅうに落ちており焚き付けにも苦労することはなさそうだ。

 

③薪に関する情報が多い(気がする)

これは直近一ヶ月で頂いた薪の原材料だ。

これも偶然が重なっただけかもしれないが、薪割りをしているだけで薪に関する情報をもらえる機会が多かった。

我輩が直近1ヶ月でいただいた情報は3件。

  • 近所の川原で伐採した木
  • 解体先で出てきた足場に使う木
  • 農家で伐採した桃の木

いずれも通りすがりに声をかけていただいたのだが、こんなに情報が入ってきて良いのだろうか?と思うくらい恵まれた環境だ。

 

④薪の保管場所を広くとれる

薪を自分で確保しようと思うと原木置き場、薪割りスペース、乾燥スペース、薪棚・・・と結構なスペースが必要になる。

当然ながら広ければ広いだけ便利だ。

都会で薪ストーブを入れている方の中には離れた場所に薪置き場を借りて軽トラで運搬している方も少なくないと聞く。

土地の値段が高い都会なら当然といえば当然だ。

反面、田舎は土地が安い。

我が家も1000㎡ほどの建物付き土地を購入したが、土地部分の購入価は微々たるものだったし、土地の固定資産税はわずか1万円ほどだ。

薪の保管スペースに困らないというのはストレスフリーで気分が良い。

 

チェンソーを気にせず回せる

エンジンチェンソーは基本的に爆音だ。

 はっきりいって住宅地でがんがん回すには勇気がいる。

我輩も以前に借家の庭で使用していたが住宅密集地は音が反響してさらにうるさく感じた。

その点田舎だと家との距離もあるし、安心して使える。

日中は草刈りをしている農家も多いので時には草刈り機とエンジン音と二重奏、三重奏を奏でることもよくある(笑)

 

 

思いつくことをつらつらと書いてみたが、あらためて田舎で薪ストーブは最適だし最高だ。

もちろん誰もが田舎暮らしを選択できるわけではないが、我輩の場合は日常の不便さと引き換えに得たものはとても大きかったとつくづく感じさせられた。