風と雲と私

香川県の片田舎で自宅アウトドアライフな日々を綴っています

パンドラの箱

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ブログで薪割りが追いつかない!と叫んでいたら薪ストーブ仲間のF氏が今年は斧は諦めてコレが割れ!と薪割機を貸してくれた。

ああ、神様、仏様、F氏よ感謝いたします(笑)

 

梅雨入りしてからは暑さと蚊の襲撃でちーっともはかどらなかったのでホント助かった・・・。

しかし、同時に知ってしまったらもう戻れない薪割機の呪いを味わうことに・・・。

これはまさにパンドラの箱だ。

 

唯一の欠点といえば単調作業ゆえに斧での薪割より飽きるのが早いことか。

斧は爽快感があるので体力の続くかぎり淡々と続けられるけど、薪割機はひたすらのっけるだけなので割と短時間で飽きてしまう(笑)

というわけで一回に1時間前後ずつコツコツ割っているよ。

 

追いつかない!

まいど、うじです。

予想以上に早い梅雨入りのせいで予定していた作業が全然追いつかない!

土日はおろか平日も出勤前から帰宅後の夜間まで作業に追われてて、毎晩力尽きて寝る感じだ。

毎日充実してるといえば充実してるよ(笑)

コロナ禍でも密とは無縁の世界だし、何も変わらない生活がおくれるのは田舎暮らしの強みだね。

 

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遅れに遅れていた再来年用の薪作りはようやく玉切りまで終了した。

大きな原木はバックホーでひたすら玉切り、これが結構しんどくて時間がかかった。

ここからコツコツと斧で割っていく予定。

しかし放置期間が長かったのもあり、原木が結構乾いていて割れにくい。

平年だったら梅雨入りの6月上旬までに終わらせる予定だったけど、これもいつまでかかることやら・・・。

 

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農作業はニンニクの収穫が完了。

初めて挑戦した割にはよくできた気がする。

梅雨入りしてしまったので掘るタイミングが難しくてたまたま土日が晴れだったので掘ったのだけど、それでも数日前までの雨の湿気が残っていてニンニク自体がかなり湿っている。

コバエが寄ってきて酷かったので、1kgずつに小分けして収穫ネットに入れてつるし、工業扇を24時間体制で回して乾燥にかけてる。

現在800g前後になり良い感じだ。

35%減量で乾燥完了とのことなので650g目指して今日も乾燥中。

納屋がニンニク臭くてたまらん。

 

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畑といえば、ニンニクを植えている東の畑(約一反)がなぜか手狭になってきたので西の畑の利用を開始した。

こっちは5反ほどあるから足りなくなることはないと思われる、たぶん。

本当はもう少し前から準備する予定だったけど、天候もあってようやく堆肥入れをした。

今回は軽トラで自己配送だ。

畑から約6分の農場から買ってくるんだけど、積み込み込みで軽トラ3台分500円。

約一t積んでくれてるので一tあたり166.6円・・・。

安いね、とにかく。

これに慣れるとホームセンターでとても肥料なんて買えない(笑)

5往復して時間切れしてしまったので残り一回分は週末にでももらいにいこうか。

ラクターで攪拌しておいたので秋から本格的に利用開始する予定だ。

 

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閑居に引っ越してまもなく3年が経とうとしている。

閑居には松の木が6本あったんだけど、2本は早々に枯らしてしまい残りの4本も手入れ不足で毛虫地獄と化してしまった。

庭の景観重視で残していた松だけどたいして好きでもない、いやむしろどちらかというと嫌いな部類でたいして手入れもしないと結果ダメになるね。

覚悟を決めて伐根、こうゆうときバックホーはやはり最強です。

すべての松の木がなくなりスッキリした庭、さて何を植えようかな。

 

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薪ストーブ、5月も三分の一くらいは焚いただろうか。

とはいっても早朝か夜にヒノキの薪で一焚きするだけだけど、ジメジメした部屋が少しだけカラっとしてすっきりする。

さすがに6月に入ったら焚いてないけど、一日くらい焚く日はあるだろうか。

 

そういえばホタルが飛び始めて、家の周りでも流れボタルがみられるようになってきた。

徒歩3分ほどの場所で30匹くらいは確認できたよ。

今年は多いかもね。

 

6月に入りこれから本格的に暑くなってくる。

薪割りさえ完了したら今シーズンの薪作りは終了で来シーズンの一年休んでも良いかなと思っている。

そうすれば竹林整備と畑だけに集中できるからね。

竹林整備と薪作りと畑の3つはさすがにキツイ(笑)

今日で半年

3rdシーズンの薪ストーブも焚き始めから今日でちょうど半年だ。

さすがに朝起きて火を入れることは減ってきたけど相変わらず夜は焚いている。

平日は薪を足さずに軽くひと焚きするだけど、それでも全然違うからね。

今の判断基準は22℃以下なら焚くことが多い。

シーズンインのきっかけは20℃以下だったからだいぶ鈍ってるな(笑)

 

 


 

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薪も順調に減っているけど、ひと焚き程度であれば廃材を焚くことも多いしさすがに使い切ることはなさそうだ。

昨シーズンもゴールデンウィーク明けまでは焚いていたし、一年間のうち7ヶ月も焚くってなかなかだな、と我ながら思う。

香川県で標高100m付近の比較的寒い地域で築30年程度の家という条件があるにせよ、下手すると北海道の住宅より焚いてるんだろうからね。

多分この家は薪ストーブじゃなかったらホント寒くて住みにくかったんだろうな、

我ながら良い選択をしたものだ(笑)

 

 

 

タケノコ堀りは一時間くらいがちょうどよい

当地のタケノコ、順調に出てきている。

今シーズンは骨折の影響で脚が不自由な中、悩みの種だ。

土日は掘りたい友人知人に声をかけて手当たり次第とってもらうから良いんだけど、平日はそうはいかない。

月曜日から金曜日の5日間ほおっておくとエライことになってしまう。

 

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というわけで仕事から帰って20分だけ掘る。

20分でこれだけとれてしまうから恐ろしいわ。

残りはほっておいて成長しきってしまったやつは週末に頭を切ってもらうように来訪者に依頼してる。

この程度の量なら捌くのも30分かからないし楽だ。

 

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茹でるのも廃材で焚いてぬかを入れて湯が湧いたらタケノコを入れて朝まで放置だ。

朝には自然に冷めてるからさっと水洗いして職場で配布会。

夕方に掘る20分、捌く30分、朝方に洗って詰めるの10分とざっと一時間ルーティン。

これくらいなら負担も少ないから毎日でも苦じゃないし脚にも優しい(笑)

 

怪我して思ったけど無理はホント禁物だ。

一日の出力は50%~80%くらいがよいね。

前は120%で活動してたからね(笑)

そりゃ怪我もするよね。

仕事じゃないんだからもっとゆっくり慎重にやらないとダメだよね、ホント反省してるよ。

 

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親方からワカメをもらったのだけど、例によって多すぎる。

湯通しして干しワカメでも試してみようかな。

 

土間にどっぷり

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一昨日も土間ゴハン

昨日も土間ゴハン

そして今日も土間ゴハン

寒くもなく暑くもないこの季節は土間ゴハンが超楽しい。

最近テレビを常設したんだけど、それによって嫁のゆかちの滞在時間が劇的に伸びた。

外の薪ストーブでテレビをみながら(酒飲みながら)料理をするのが最高に楽しいみたい。

まあ、わかるけどね(笑)

 

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収穫した椎茸でミートソースを手作り中。

土間の薪ストーブは新保製作所の鉄板ストーブを使用しているんだけど、何度も同じこといってる通り使い勝手が良い。

薄い鉄板を使用しているのですぐに熱が伝わりガスコンロと同じように使える。

羽釜もセットできるのでかまどのように使えるし。

油跳ねやこぼれてもそのうち焼き切れるのでほっとけばいいし、最近はその汚れすら味があると感じるようになってきたし(笑)

リビングに設置しているネスターマーティンの薪ストーブもB-Topがあるから料理には便利だけど、油跳ねと室内に十万する臭いだけはどうしようもなくてこの点は気兼ねなく使える土間+薪ストーブが最強だ。

気分的には昔の家の土間+かまどを味わっている感じ。

 

・・・なんて土間遊びをしまくっていたらここのところ煙突の煙の逆流が目立つようになってきた。

きっと詰まり始めてるね、シーズンオフには分解して清掃する予定だったけど今週末あたりに一度やらないとダメかな、たぶん。

 

 

 

 

筍・牡蠣・椎茸の季節

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今年最初の筍。

ついにこの時期がきたなーというかんじ。

我が家の向かいの山は日当たりの悪い北側の斜面なので、近隣でも最も遅く生えてくるんだけど、それでも今年は例年より1週間早い。

ここからコツコツ掘らなくてはいけない日々が始まる。

・・・といいたいところだけど、今年は骨折の影響もあり基本的に急斜面はNGだ。

我輩の場合、脛骨高原骨折というちょっと厄介なヤツなので最低半年は無茶できない。

かといって筍をほおっておくと約1000本の竹が生えてしまうので、今年は筍がほしい友人知人に声をかけてとにかく掘りまくってもらう予定だ。

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筍といえば、先日筍農家の方の竹林を下見してみたんだけど、みた瞬間にあまりの見事さに衝撃をうけた。

もう、我輩の理想というか、完璧な竹林だよね。

家の前の山は傾斜がかなりキツイのでこうはいかないにせよ、密度はこれくらいにしたいし、もう一個の竹林はほぼ同程度の傾斜なのでこの竹林を目標にしてがんばりたい、そう思えるような完璧な竹林。

 あ、ここでいう理想の竹林というのは収穫前提の話で、景観的な竹林とは別ね、念のため(笑)

 

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そして牡蠣。

今年も外品を大量に頂いた。

親方が一人じゃ運べないということなので普段のお礼も兼ねてヘルプで漁港へ。

 

・・・いや、多すぎてこれじゃ業者だろうってレベル(笑)

我輩への分け前(ノルマ)は6カゴ。

時期的に日持ちもしないので帰路で手当たり次第にLINEで声かけまくって10世帯ほどに配ったよ、まー疲れた。

 

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椎茸もボチボチ終盤だけど、まだ生えてきている。

塀と薪棚の間に配置して以来成長が著しい。

今回は少し大きくしてスパゲッティのミートソースを作る予定だ。

 

ちなみに我輩は牡蠣は一切食べず、筍も椎茸もあまり好きではない。

好きじゃないものばかりこんなに手に入るなんてもどかしい(笑)

 

原木しいたけ再び

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昨年の秋から収穫が始まった我が家の原木しいたけたち。

春になり再び出始めてきた。

向かいの山に並べていたんだけど、たぬきに狙われているようで一時期生えていたものがほとんどなくなってしまったので、収穫期間中だけ薪棚と塀の間に移動することにした。

この空間、コンクリートの傾斜がちゃんとされていないのもあって地面がいつもコケで覆われている。

言ってみれば常に湿気ているということで、原木しいたけにはピッタシの環境じゃないかと思う。

 

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収穫したしいたけは主に冷凍保存しているのだけど、今回は干ししいたけにもチャレンジしてみた。

乾燥用のメッシュネットに入れて干すんだけど、これだけだとどうしてもしいたけ虫にやられてしまうものが多くなるので最初に虫(卵)を殺す処理を施す。

使用する器具は本当は簡易燻製機なんかが良さげなのだが、もっていないので土鍋で代用だ。

土鍋に底上げする網を敷いてしいたけを上向きに並べる。

 

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薪ストーブの上において低温で温度を上げていく。

ガスでも良いが空焚きになるので火力はほどほどにしたほうがよい。

 

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燻製用温度計を土鍋の穴に入れてチェックしながら温度を上げていく。

目標温度は60℃~80℃だ。

この温度で2~3時間もすれば普通の虫ならほぼ死滅する。

 

あとはメッシュネットに入れて数日天日干しすればばっちりだ。

そのまま土鍋を使用してカラカラにできなくもないが熱が入りすぎるとかなり黒ずんでしまったりするので自然乾燥の方がオススメ。