原木しいたけ再び
昨年の秋から収穫が始まった我が家の原木しいたけたち。
春になり再び出始めてきた。
向かいの山に並べていたんだけど、たぬきに狙われているようで一時期生えていたものがほとんどなくなってしまったので、収穫期間中だけ薪棚と塀の間に移動することにした。
この空間、コンクリートの傾斜がちゃんとされていないのもあって地面がいつもコケで覆われている。
言ってみれば常に湿気ているということで、原木しいたけにはピッタシの環境じゃないかと思う。
収穫したしいたけは主に冷凍保存しているのだけど、今回は干ししいたけにもチャレンジしてみた。
乾燥用のメッシュネットに入れて干すんだけど、これだけだとどうしてもしいたけ虫にやられてしまうものが多くなるので最初に虫(卵)を殺す処理を施す。
使用する器具は本当は簡易燻製機なんかが良さげなのだが、もっていないので土鍋で代用だ。
土鍋に底上げする網を敷いてしいたけを上向きに並べる。
薪ストーブの上において低温で温度を上げていく。
ガスでも良いが空焚きになるので火力はほどほどにしたほうがよい。
燻製用温度計を土鍋の穴に入れてチェックしながら温度を上げていく。
目標温度は60℃~80℃だ。
この温度で2~3時間もすれば普通の虫ならほぼ死滅する。
あとはメッシュネットに入れて数日天日干しすればばっちりだ。
そのまま土鍋を使用してカラカラにできなくもないが熱が入りすぎるとかなり黒ずんでしまったりするので自然乾燥の方がオススメ。