風と雲と私

香川県の片田舎で自宅アウトドアライフな日々を綴っています

週末はひたすら竹林整備

週末になると竹林に入り浸る日々だ。

タケノコが生えてくる時期までもういくらもない。

それまでに倒竹をできるだけ搬出しておかないとタケノコ掘りもままならない状況だ。

というわけで朝から搬出を繰り返す。

 

ビフォアー

 

アフター。

誰かに褒めてもらいたいくらい美しい。

まだ枯れかけた(枯れた)竹が多くあるが、時間がないので今年は倒竹の搬出に専念して来年に間引くことにする。

 

ゆかちが昼食を外にもってきてくれたので外でランチをした。

竹林を前にして食べる昼食はとても気分がよい。

 

後片付けをしていたら近所のガス屋さんが「ドラム缶はいらんかね~」と売りに来た。

1本1000円で良いというので2本買ってしまった。

物干し竿ならまだしもドラム缶を売りに来るとは都会では考えられない話だ。

竹林整備計画

常日頃から頭の中にはあるのだが、備忘録を兼ねて今更ながら今季から始めた竹林整備計画をまとめてみた。

 

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これは衛星写真でみた我が家と山林の画像だ。

みてもらえればわかる通りに広大な山林が目の前にある。

感じ方は人それぞれだと思うが我輩にとっては家の向かいにUSJやディズニーランドがあるようなものだ。

山頂付近まで高低差100mで勾配は場所によるがさほどきつくはない。

慣れてくると衛星写真からでも竹林と樹林の区別はつきやすく計画をたてやすい。

これまで進めてきている内容は以下の通り

  1. 作業エリアの開墾
  2. 林道の整備
  3. 倒壊した竹の搬出
  4. 倒れかけている竹の伐採および搬出
  5. 竹の間引き
  6. ヒノキ林の保全(竹の除去)

 

 1.作業エリアの開墾

現在のところ完了しているのは作業エリアの開墾のみだ。

正面を少し切り開いた後だがほぼ開墾前。

 

開墾後。

平坦なスペースの竹と低雑木と腐っていた杉はすべて伐採した。

この作業で約一週間要した。

 

家正面の入り口の開墾前。

侵入不能なレベルである。

 

開墾後。

雑木をすべて伐採し、竹も間引いて侵入可能になった。

 

2.林道整備

広大な竹林整備をするにあたって必要になってくるのがエリア分けだ。

ある程度エリアを分けて少しずつ進めていくほうが作業効率も良いし達成度がわかりやすくてモチベーションを維持しやすいのではないかと考えている。

今回はもともと存在していた林道を延長し、家の正面と作業エリアから二箇所をつないで今年は林道から下手側をメインで整備することにした。

 

入り口と道中には間伐に使うピンクのテープをつけて林道の視認性を高めるようにしている。

 

逆側は家からは遠いが勾配も緩やかで運搬車の侵入が可能なレベルなので今後は搬出路として道幅を広げて整備する予定だ。

 

3.倒壊した竹の搬出

放置竹林には倒壊した竹が大量に散乱している。

これらを除去しなくては通行の支障になる、景観も悪い、タケノコが生えてきてもわからない、水が溜まってボウフラが湧く・・・など悪いことしかない。

とても手間のかかる作業だが、少しずつ撤去していく。

 

整備した林道より下手にあるものは下に向かって少しずつ投げ下ろしていく。

傾斜があるので意外と楽な作業だ。

最終的に道路縁に落として薪ストーブの燃料にするか、焼却炉で焼却処分だ。

 

林道より上手にあるものは道路まで距離があり搬出するには手間がかかりすぎるので数箇所に集めて放置するか野焼きするしかなさそうだ。

こちらは来年以降なのでこれから検討していこうと思っている。

 

 4.倒れかけている竹の伐採および搬出

竹林整備をしていて厄介なのがコレだ。

他の竹にもたれかかっていたり、酷いのになると他の竹や木の枝にひっかかって宙ぶらりんになってたりする。

いつ倒壊してくるかわからないので早めに倒してしまう必要がある。

チェンソーや手鋸を使い少しずつ短くしていく。

この作業はヘルメットと安全靴が必須だ。

 

 5.竹の間引き

1~4の工程が終わればあとは毎年定期的に間引きをしていけば良いことになる。

動線の確保の関係で今年度は必要最小限の間引きをしているが、本格的な間引きは来年度からになりそうだ。

 

 

間引いた竹は枝を落として一箇所に積む。

この際崖側に崩れないように下手に生えている竹を杭代わりにしている。

本当は竹も一定の長さで切って並べて置いたほうが保管も面からも景観上も良いのだろうが、現時点ではそこまで出来ていない。

 

厄介なのが伐採した笹だ。

枯れるまでは場所をとるし、葉は枯れたとしても枝は残るしなにより邪魔くさい。

というわけで一箇所に集めて焼くことにした。

 

野焼きは危ないのでドラム缶を使用する。

幸いドラム缶が一本余っていたので加工して中腹まで運搬。

なかなか良いトレーニングになった。

 

 6.ヒノキ林の保全

林道から上にはヒノキ林がある。

その昔先人たちが植林したものだろう。

 

見ての通り竹の侵食が激しく、半分近くのヒノキは倒れているか立ち枯れしている。

このエリアの竹はすべて伐採して、ヒノキ林として復活させたいと考えている。

 

 

計画は以上だ。

本年度はゴールデンウィークまでを目安としている。

気ままにBBQ

我が家の表玄関は常設BBQ会場と化している。

来客はもっぱら裏玄関からなので使うことがないし、軒下が広いので雨や日差しをしのげてちょうどよいのだ。

手頃な食材さえあれば平日の夕食だろうとBBQするのが定番となっている。

 

https://www.instagram.com/p/BulUQJRh5O3/

3月に入ったとはいえ日が落ちるとまだまだ冷え込むので、薪ストーブに火を入れる。

ここには新保製作所の角型3面窓付薪ストーブFIRE SIDEとミニ薪ストーブチョッパーの2台を常設している。

チョッパーはコンパクトで軽くて便利なのだが、その分不安定で固定しない状態で使うと簡単に倒れてしまうので注意が必要だ。

今は足を取り外して低重心な状態で使用している。

 

アウトドア用の薪ストーブはコレはコレで本当に使い勝手が良い。

暖をとるのはもちろんのこと、BBQ用の炭に着火したければ薪ストーブの中にほおりこんでおけば良いし、上でご飯も炊けるしお湯も沸かせる。

最後に割り箸などは燃やせてしまえばゴミも減らせる。

燃料に使う薪も室内用の薪ほどシビアではないので燃やせるものならなんでも使う。

いい事ずくめだ。

 

そんな楽しい軒下BBQもまもなくシーズンオフだ。

来シーズンは風除けを装着したり、薪ストーブの煙突を固定して更に快適さを追求してみたい。

 

 

 

平日だろうとツマミさえあればすぐに薪ストーブに火を入れて外で軽く夕食だ。炭も薪ストーブに放り込んでおけばすぐにつくし、米も上に置いておけば勝手に炊ける。都会の便利さはここにはないけど、田舎の自由さがここにはある。さあ、どっちが良いかな?#スローライフ #田舎暮らし #薪ストーブ #薪ストーブのある暮らし #新保製作所

薪棚倒壊

今週は薪の積み直しからスタートだ。

 

週の半ばに倒壊してしまった薪棚。

後列が手前側に傾いていたのは気づいていたがこんなにも早く倒壊してしまうとは・・・。

やはりときどきチェックして手直ししないと危ないね。

それにしてもクルマを手前に停めていなくてよかったよ。

 

せこせこと組み直して復旧。

ついでに右の棚の薪をすべて抜いて勝手口側に移した。

空いたスペースには来シーズン以降の薪をこれからゴールデンウィークまでにのんびりと作成していく予定だ。

 

今シーズン使える薪はこれだけ。

これで足りるのだろうかわからない。

まあ、もう3月足りなければドンコロを使えばなんとかなるだろう。

 

軒下に余っていたすのこを使って第二ドンコロ置き場を作った。

向かいの山には倒木が多いのでもったいないから少しずつ拾ってきてはここで集めてくる。

倒木も経年しているものだと既に乾燥しきってスカスカになっているものも多く薪棚にいれるほどではないし、かといってすぐ使うほどでもない。

そういった薪を活用するスペースが欲しかったのでとても満足だ。

かまどや焚き火などにも有効活用していけそうだ。

 

林道整備

タケノコ用のかまどが完成したので残り一ヶ月は全力で竹林整備に励む。

なにしろ今のままでは倒竹が多すぎてタケノコの収穫がとてもできる状況にない。

 

そのために今日は一本の林道(竹道?とでもいうべきか)を整備することにした。

先日、山の視察を進めたところ以前に使っていたような道をみつけた。

少し遠回りになるが勾配は緩やかで一輪車でも入れなくないレベルだ。

中腹まで続いているのでこの道を起点にタケノコ堀りをすれば子連れでも楽しめそうだ。

 

倒竹を処理したあとのとてもキレイになった細道だ。

開始前の写真をとっておけばよかったと後悔している。

ドラム缶でかまど作り

今日はかまど作りだ。

 

ヤフオクで手に入れた20升炊きの羽釜と、近所のガス屋に頼んでもってきてもらった中古のドラム缶だ。

ドラム缶はホームセンターでも新品が3000円程度で買えるが、配送料込で2000円なのでまあ手間賃ということで。

 

ディスクグラインダーで輪切りにして、薪を入れる穴と煙を逃がす穴を2箇所開けるだけのとても簡単な作業だ。

中央で2つに切ろうかと思ったが、同じものを2つ作っても仕方がないので火加減調節用に2:1のサイズにしてみた。

 

蓋はヒノキの板を5分割にしてつなげてステンレスのコーススレッドで固定する。

 

最後にジグゾーで切る。

 

完成だ。

 

余った端材とそのへんに落ちている竹や枯れ草で早速火を入れる。

薪ストーブと違って適当なもので火をつけれるのは楽しい。

 

あっという間にお湯が湧いた。

これで4月からのタケノコ掘りの準備はバッチリだ。

ドンコロ入れを作る

薪作りをしていると必然的に増えてくるのがいびつな形をした薪だ。

薪棚に収めると見た目も良くないし、さらに荷崩れの原因になるので除けておいたのだが時間とともにどんどん溜まってくる。

かといって焼却炉で焼いてしまうには少しもったいない。

 

氏のサイトではドンコロと呼ばれているので我輩も見習ってそう呼ばせてもらっている。

 

ぼちぼち暖かくなってくるし、このまま地べたに放置しておくと薪山崎氏の推奨する汚薪になってしまうのでドンコロ入れを作ることにした。

 

 

 

というわけで家にあった廃材を利用して作成することに。

我が家には元々牢獄(?)があったのでそれを解体した材料でコンテナもどきにしてみた。

針金で固定しただけの実にシンプルなものだ。

 

さっそくドンコロをほおりこむ。

まだまだ余裕があるので、割るのが面倒で放置してある松やカイズカイブキもチェンソーで適当にばらして入れておこうと思っている。

最後に廃材のトタン屋根をのっければ完成だ。

この薪なら屋外の薪ストーブやかまど用にも有効活用できそうだ。