風と雲と私

香川県の片田舎で自宅アウトドアライフな日々を綴っています

暗渠排水工事

今週から暗渠排水工事が始まる。

閑居に引っ越してから1年4ヶ月が経過したが、この夏は酷かった。

何が酷いってその湿気だ。

靴・スリッパ・竹製品・コルク製品などなどカビやすいものはすべてカビた(笑)

これは地形的な要因が大きいから仕方ない部分もある。

家の南側には山があり日中はほぼ日陰になる。

北側には水路があって水が流れている。

この2つだけでも湿気る要素は高い。

 

でもそれだけではない気がしていろいろ調べてみたのだが、この家が建っている土地は元々水田だったらしく水はけの悪い土地なのだ。

さらに山側から我が家に向かって傾斜している為、山から地下を通って流れてくる水が我が家の下で長時間滞留している可能性が高いのだ。

 

当時建築に携わった方がこの土地は水はけが悪いから山からの水を切る暗渠排水の工事をしておいた方が良いと進言したらしいのだが、ところがどっこいオーナーは

 

家なんて傷んだらまた建てればええねん

 

とあっさり言ったそうな。

お金持ちの発想は恐ろしいと思い知らされる我輩(笑)

 

というわけで当時のツケを我輩が払って暗渠排水することに(苦笑)

 

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工事計画はこの図の通り。

 

青のラインは塀と家の間の通路のコンクリートを一旦壊して1mほど掘削する。

暗渠排水用のパイプを通して水はけのよい砂利で埋め直してから再度コンクリートで埋める。

ピンクのラインは青のラインの内容に加えて、地上部を250mmのU字溝として地下と地上両方から川まで繋げて排水する計画だ。

 

今は90mmのU字溝なので大雨がくるとあっという間に溢れかえってしまうのだ。

最近の気象条件から考えて大雨やゲリラ豪雨も今後は増えてくるだろうし、そうなると山から水が溢れて家に向かって流れてくる可能性だって考えられる。

 

正直いって暗渠排水の工事はその効果を実感できるかどうかわからない。

それでもなるべく長く今の家を維持していくためには試してみて損はないと思っている。

ゆかちも賛成してくれたし、友人で我が家の専属大工の騎士さんも絶対やったほうが良いと押してくれたし。