風と雲と私

香川県の片田舎で自宅アウトドアライフな日々を綴っています

竹林整備と焚付作り

まいど、うじです。

竹林整備もボチボチと進めている。

現場荒廃しきっていて足場も悪いので時間がかかる。

 

竹林の中はこんな高密度。

さらに枯れた竹が傾いて引っかかっていたり、酷いものは高いところで宙吊りになっている。

他の竹を伐採していると落下してくるので非常に危険だ。

まずはこれらの枯れた竹をすべて事前に倒してしまう。

 

倒した竹と倒れていた竹を数箇所にまとめる。

こうしておかないと竹に引っかかって転倒したりと危険で仕方がない。

景観上も良くないし。

 

試験的によく乾燥した竹は薪ストーブや焼却炉の焚付に使用している。

竹は油分が強いので着火剤としてはなかなか最適だ。

ネスターマーティンは油分の強い針葉樹を燃やしても大丈夫だし、竹も京阪エンジニアリングの公式動画で燃やしているくらいだから問題ないはずだ。

 

よく乾燥した竹をチェンソーで節間ごとに切る。

竹を中空状態のまま火に入れると破裂してうるさいし危険なので注意が必要だ。

竹は空洞なので簡単に切れる。

あとは踏むなりして数枚に分割して完了。

 

中は十分に乾燥しているのであとは数日表面の水分が飛ぶ程度に軽く乾燥させてから使用する。

先日いただいた丸太と一緒に焚付として愛用している。

せこせこと薪作り

まいど、うじです。

12月に入った直後からインフルエンザに感染してしまいずっと療養していた。

ワクチン接種はしていたものの感染してしまえばまったくの無力だ。

2週間が経過しても咳が酷く不調な状態・・・。

 

インフルエンザ感染直前に友人に手伝ってもらい山から原木の搬出を何度か。

あまり大きなものは伐採していない。

 

その後薪割り大会の様子。

翌日から我輩はインフルエンザを発症してしまい、友人に感染させていないか心配だったが皆無事で良かった。

 

その後も来年以降の貯金を増やすべくコツコツと玉切りして割る。

だいぶ原木置き場が片付いてきてすっきりしてきた。

最近は松の傷んだ原木ばかり処理していたのでクヌギやカシはとても割りやすく感じる。

パッカーンと割れると気分が良いね。

椎茸の菌を入れるのにちょうど良さそうなクヌギは除外した。

この冬は菌入れもしないといけないな。

 

 

 

薪ストーブと田舎暮らし

まいど、うじです。

この週末は霜が降りるほど朝は寒かった。

にゃんこたちも薪ストーブの前でぬくぬくしている。

 

さて、今日は薪ストーブと田舎暮らしについての戯言を少々。

田舎に引っ越してはや4ヶ月が経過した。

薪ストーブを焚き始めてから一ヶ月弱だが、田舎は本当に薪ストーブに最適な環境だなと改めて感じることが多い。

 

①煙突からの煙や臭いを気にしなくて良い

都会では薪ストーブを導入したものの近所からのクレームで焚くことすら出来なくなったという悲しい話をたまに耳にするが、田舎ではこの問題はあまりおきにくい。

我が家の周りは家との距離が各々50m以上は離れているし水田が多いので夕方になると普通に野焼きが数箇所で行われている。

当然住民も煙の臭いには慣れっこだ。

というか一家に一台ドラム缶完備だったり・・・。

 

②薪や焚き付けを入手しやすい

これは立地によるところが多いが近くに里山があるような環境であれば薪を自分で入手することが可能だ。

我輩は家の向かいに放置竹林があり地主に手入れさせてほしいと頼んだところ、少し入ったところに広葉樹がたくさんあるので好きに切ってよいというオマケまでついてきた。

自力で伐採から運搬までしなくてはならないというリスクはあるものの、現時点では今後原木の購入は不要な状況を引っ越しからわずか2ヶ月で確保できた。

腕サイズの木はそこらじゅうに落ちており焚き付けにも苦労することはなさそうだ。

 

③薪に関する情報が多い(気がする)

これは直近一ヶ月で頂いた薪の原材料だ。

これも偶然が重なっただけかもしれないが、薪割りをしているだけで薪に関する情報をもらえる機会が多かった。

我輩が直近1ヶ月でいただいた情報は3件。

  • 近所の川原で伐採した木
  • 解体先で出てきた足場に使う木
  • 農家で伐採した桃の木

いずれも通りすがりに声をかけていただいたのだが、こんなに情報が入ってきて良いのだろうか?と思うくらい恵まれた環境だ。

 

④薪の保管場所を広くとれる

薪を自分で確保しようと思うと原木置き場、薪割りスペース、乾燥スペース、薪棚・・・と結構なスペースが必要になる。

当然ながら広ければ広いだけ便利だ。

都会で薪ストーブを入れている方の中には離れた場所に薪置き場を借りて軽トラで運搬している方も少なくないと聞く。

土地の値段が高い都会なら当然といえば当然だ。

反面、田舎は土地が安い。

我が家も1000㎡ほどの建物付き土地を購入したが、土地部分の購入価は微々たるものだったし、土地の固定資産税はわずか1万円ほどだ。

薪の保管スペースに困らないというのはストレスフリーで気分が良い。

 

チェンソーを気にせず回せる

エンジンチェンソーは基本的に爆音だ。

 はっきりいって住宅地でがんがん回すには勇気がいる。

我輩も以前に借家の庭で使用していたが住宅密集地は音が反響してさらにうるさく感じた。

その点田舎だと家との距離もあるし、安心して使える。

日中は草刈りをしている農家も多いので時には草刈り機とエンジン音と二重奏、三重奏を奏でることもよくある(笑)

 

 

思いつくことをつらつらと書いてみたが、あらためて田舎で薪ストーブは最適だし最高だ。

もちろん誰もが田舎暮らしを選択できるわけではないが、我輩の場合は日常の不便さと引き換えに得たものはとても大きかったとつくづく感じさせられた。

薪ストーブは面白い

まいど、うじです。

今週から一段と寒くなり薪ストーブを遠慮なく焚ける時期がきた。

さあ、がんがん焚こうか。

 

ネスターマーティンS43の焚き方もだいぶ上手になった。

中サイズ以下の薪や焚き付けをがっつり入れて一気に巡航運転に持っていく。

そこから1.0まで空気を絞って熾火の上に薪を2、3個置く。

火がでなくなったら薪を砕いて熾火して新たな薪を投入する。

いまのところこんな手順でやっているが順調だ。

 

適度な熾火と巡航運転温度さえ維持できていれば1.0まで絞っても十分に燃えることがわかった。

最初の頃は薪をケチりすぎてちびちび入れていたが、結果として温度が上がらず空気も3.0の全開のまま次々に薪を追加せざるを得ないという悪循環に陥ってたのだ。

うーん、薪ストーブは奥が深くてとても面白い。

 

自慢ではないが我が家のリビングは30畳あり、天井高も4mあるので冬の寒さがとても心配であったがいまのところ薪ストーブさえあればなんとかいけるのでは・・・という気がしている。

 

ためしに薪ストーブを焚いて室温を測ってみた。

焚き初めから薪を大量投入し一気に巡航運転までもっていき空気を1.0まで絞る。

炎が見えなくなったら薪を砕いて熾火にしてその上に新たな薪を2本追加を繰り返している。

薪ストーブの温度計はほぼ220℃前後をキープだ。

 

18:00 13.2℃ 焚き始め

19:00 15.2℃ 巡航運転到達

20:00 18.1℃

21:00 19.7℃

22:00 21.3℃

23:00 21.8℃

 

薪ストーブから一番遠い位置での測定結果だ。

やはり時間はかかるがこの広さでも十分暖まるようだ。

あとはもう少し寒くなって室温が一桁になってきたらどうなるか検証してみたい。

もうひとつの薪ストーブと

まいど、うじです。

今夜は嫁のゆかちが外食で遅いので余っていた焼き鳥を消化するために一人BBQだ。

 

最近は囲炉裏テーブルとファイアグリル、椅子は外に置きっぱなし。

炭を投下してバーナーで軽く消し炭を炙って30分放置しておけばすぐにBBQが始められる。

手軽にBBQできるのはいいもんだ。

 

そして冬シーズンとともに屋外の薪ストーブの季節がやってきた。

新保製作所のチョッパーだ。

このコンパクトさから手軽に場所をずらすこともできるのでとにかく使い勝手がよいのだ。

ひんやりした空気の中で受ける薪ストーブのぬくもりはなんともいえない暖かさがある。

チョッパー君には悪いが薪も室内の薪ストーブにはためらってしまうようなのでも気にせず使えるのがまた良い。

自宅前の山から腐りかけた倒木や小枝などを集めて燃やす薪ストーブもまた良いもんだ。

次の週末はチョッパー用に燃料拾いに野山をあるいてみようかな。

竹林整備その2

まいど、うじです。

今週末は久しぶりにキャンプへ行く予定だったが土曜日に所用が入って断念。

今年はキャンプは断念して林業に専念せよという天の声だろうか。

 

というわけで今日も竹林整備。

引き続き平地の細竹を切り倒して作業用のスペースを広げている。

 

3時間ほど作業したビフォアアフターだ。

すっきりしたようなまだまだなような・・・。

竹林整備は気が遠くなるほど時間のかかる作業だ。

 

一番手間のかかる作業は倒した竹の枝払いだ。

これが手間だが、倒してそのままにしておくと場所を多く占領するしなにより竹の枝は鋭利で怪我の元だ。

我輩は竹を利用するわけではないので腕程度の細い竹は環の少し上を枝ごとチェンソーで切ってしまっている。

枝のあるところまで切るので1本につき10回以上切るので若干手間だが、枝を一箇所ずつ切っていくよりはずっと早い気がする。

 

安全には気をつけているつもりだが、それでも擦り傷が絶えない。

とにかく竹の枝は鋭利なので気をつけねばならない。

 

奥に倒れているのはカシの倒木だ。

作業用スペース作りが一段落したらご褒美としてこの倒木を薪にしようと思っている。

これだけで1㎡は余裕でありそうな巨大な倒木で涎が出そうだ。

 

秋の椎茸祭り

午後からはいつもお世話になっているK氏の山小屋から連絡があったので椎茸の収穫をしてきた。

秋は良く出る年とあまり出ない年があるが今年は当たり年のようだ。

 

くわえて今年のはとにかくでかい。

左上の2個が普通サイズだからそのでかさがよくわかる。

やばいサイズだ。

 

収穫してすぐ囲炉裏で炙って食べる。

我々の中では椎茸のステーキと呼ばれている。

 

ちなみに我輩は椎茸がキライなので椎茸の隅っこで焼き肉をしているのだが。