放火魔
今日は午前中に人間ドックがあったので午後から半休だ。
半休なので家の周りでも整理しようと思い、まずはフォークリフトでメッシュパレットを並べ替えたり。
廃材・竹・焚き付け(杉の葉)をそれぞれ二段に積み重ねてみた。
スペースが半分になって良いかんじだ。
3段もギリいけそうだけど取り出しは困難になるからね、ここまでにしておこう。
さて、次は何をしようか・・・と思ったところで親方出現。
我が家の煙突から煙が出ているのが見えてやってきたらしい。
まるで狼煙だ。
なんでも先日伐採した畑の木々を大親方がどんどん燃やしていて、このままだと薪に使えそうなものも燃やされそうだから休みなら今のうちに運んでしまおうという話になった・・・。
年末に友人や助手とちまちまと運ぼうと思っていたのだが、そりゃ大変だと急遽搬出に行くことに・・・。
現地にて。
到着すると既に我輩の畑の畔が放火されている(笑)
この方が大親方。
齢93歳になられる。
原付のフロントカゴにカセットバーナーを常備して管轄内を巡回しては火をつけるのが趣味だ。
93歳なので当然人の言うことなどまったく聞かない。
(本人に)好都合なことに耳も遠くなっている。
決め台詞は「(燃えて)さっぱりした!」
通称、放火魔。
このままほっとくと確実にすべての原木が灰と化す可能性大なので、急遽予定を変更して搬出作業にとりかかる。
とはいっても親方の扱うバックホーがあるので我輩はチェンソーで長さを多少カットする程度だ、ラクチン。
しかし降ろすのは手動なので難儀だ。
パレットを並べて軽トラから転がし落とす。
何本かは重すぎて無理だったのでフォークリフトで降ろした。
しかし 既に一度放火された現場もあったようで黒焦げになっている原木も多数・・・(涙)
見当たらない木もあるので一部は既に灰と煙と化したように思われる。
軽トラで4往復してなんとか生存者(原木)を運び終えた。
戻ったら残った枝葉はすべて焼却されていた。
もう、大親方の管轄内の木は切ったらすぐ搬出しないと危険だということがよくわかった(笑)
今日の半休は虫の知らせだったのかもしれないね。