ドラム缶ストーブ
備忘録として。
昨シーズンは土間横の作業場の暖房としてドラム缶ストーブを自作してみた。
コレね、ホント良かった。
何が良かったってとにかく暖かい。
桁違いの熱量を出します。
あと火持ちもとても良い。
まあ使っている燃料が長さ50cm前後×径10cm~20cmくらいの廃材を何本も入れてるんだからそりゃそうなるわけなんですが。
これが屋内の薪ストーブとなると過燃焼になって薪ストーブや煙突にダメージをあたえかねないからできないけど、屋外ならその心配もよっぽどの燃やし方をしない限り心配はない。
屋外でガッツリとした暖を取りたい&廃材など大き目の乾燥材が手に入る人にはお勧めだ
作業工程をざっと以下に。
ドラム缶を立ててまずは扉部分を取り付け。
マジック等で枠の型取りをしてドリルドライバなどでねじ穴に穴あけして枠はジグゾーでカット。
ディスクグラインダーも使ってみたけど、ジグゾーの方が効率は良さそうだった。
足はねじ穴のみ空けて固定。
入口から奥側は遠いのでちょっと大変です。
煙突部分も最初に型取りをして穴をあけてカット。
ねじ止めの際に中に手をいれると思うけど、ドラム缶の鋭利な部分で手を切らないよう注意しましょう。
とりあえず組み立て完了。
このままでも焚けるけど、一応煙突を接続する。
150mmの煙突を接続する。
しかしここで問題発生。
接続部は海外仕様の6インチなので微妙にサイズが異なるのだ。
煙突を加工するかアダプターをかます必要がある。
我輩は煙突に切り込みを入れて無理やり接続した。
煙突はドラム缶との接続部のみステンレス煙突を使用してそこから先はアルミのスパイラルダクトを使用している。
150mmの煙突はシングルといえど高価だし、何より重いので頻繁に移動させるような使い方は困難なので、軽量なスパイラルダクトで代用だ。
これだと移動もスムーズなので使い勝手が良い。
耐久性についてだが、1シーズン使った限り(10数回)スパイラルダクトでも問題はなかった。
ただ火力を上げすぎると炎がスパイラルダクトまであがってしまいアルミが溶けてしまうことがあったので温度を上げすぎないように気を付けるか、ステンレス煙突部分をもう少し伸ばすかしたほうが良さそうだ。
我輩はステンレス煙突を半管だけ追加したけど、それで穴は空かなくなったので当面はこの運用で行こうと思っている。
火入れ。
最初は塗装が焼けるので多少匂う。
使用したドラム缶ストーブキットはこちら