3シーズン目の薪ストーブは
薪ストーブライフも早いもので3シーズン目が終わりに差し掛かっている。
3年にもなると炎のゆらめきに酔いしれるようなこともあまりしなくなり、もはや完全な暖房器具&調理器具だ。
ガラスの清掃も月に2回とかになってしまい、だんだん扱いが雑になってきたね(笑)
しかしネスターマーティンはガラスにほとんど煤が付かないので、清掃しなくてもほとんど支障がないのはありがたい。
最近のモデルはシングルガラスに変更になっていて、正面の暖かさと引き換えにガラスに煤が付きやすくなったようでやはり一長一短なようで、どちらをとるかだね。
薪も順調に減っていて、2月末時点で残り1棚となった。
12月から2月までは24時間ずっと火を落とさないからこれくらい減るのはまあ当然かなといった印象。
この棚はほとんどカシだったので、やはり火持ちも良いと感じた。
昨年末までは廃材を焚きまくって節約していたんだけど、正月に骨折してからは廃材を切ることもできず薪のストックがどんどん減っている。
ただ、廃材ばかり焚いていた弊害で正月明け早々に煙突の丸トップが詰まってしまい、リビングに逆流して大変な目にあったようだ。
我輩は入院中の出来事だったので親方に依頼して掃除してもらったんだけど、完全に詰まっていて丸トップだけで小バケツ一杯分くらいの煤が付いていたとのこと。
完全に乾いている廃材とはいっても、やっぱり松は詰まりやすいね。
廃材を焚くからにはシーズン途中にも煙突掃除をする必要がありそうだ。
あけましておめでとうございます(遅)
まいど、うじです。
実は正月早々に骨折してしまい入院したりと大変だった。
コロナ禍の年末年始はここぞとばかりに林道作りに励んでいたのだが、伐倒した杉の木が一本掛かり木になってしまったので、バックホーで引き出してもらって途中で切りこみを入れたのだが、それが裂けて足に当たって骨折。
全治2か月となり、しょぼくれてました・・・。
まあ原因は後で考えるとはっきりしていてバックホーで引いてたとはいえ、左右への荷重が完全に抜けきってない状態では絶対に切ってはいけなかった。
猛省です。
まもなく全治となるけど、松葉杖なしで歩けるというだけでカヌーや山仕事はまだまだ先になりそう。
今シーズンの目標はほぼ未達となってしまい高い授業料となってしまったが、この大失敗を糧に安全対策についてもう一度考え直してから山仕事を再開しようと思っている。
ネスターマーティンに触媒追加
ネスターマーティンに触媒モデルが追加されたようだ。
現時点で対応しているのはSシリーズ(S43・S33)、Hシリーズ(H43・H33)、C43の計5モデル。
触媒を導入したことによる変更点としては
・煙が目に見えて少なくなる
・天板温度が30℃前後上昇する
この二点がメリットらしい。
我が家は煙が出ようと出まいとさほど関係のない田舎に住んでいるので煙が減るメリットは少ないが、天板温度が上がるということは輻射熱も強くなるので室温は上昇しやすくなるのでは・・・と思った。
反対にデメリットといえば
・価格の上昇
・触媒の定期的な交換(メンテナンス)
この2点だろう。
ちなみに従来モデルにも触媒の取り付けは可能だがB-TOP部分の交換が必要な為、それなりのお値段はかかるようだ。
煙に対する配慮が少なからず必要な住宅地に住まれている方には朗報かもね。
ちなみにショールームでシングルガラスになったネスターマーティンを見てきたが表面温度は確実に上がっている模様。
ただ、それと引き換えにガラスに煤が付きやすくなってしまったようでやはり一長一短というところだ。
放火魔
今日は午前中に人間ドックがあったので午後から半休だ。
半休なので家の周りでも整理しようと思い、まずはフォークリフトでメッシュパレットを並べ替えたり。
廃材・竹・焚き付け(杉の葉)をそれぞれ二段に積み重ねてみた。
スペースが半分になって良いかんじだ。
3段もギリいけそうだけど取り出しは困難になるからね、ここまでにしておこう。
さて、次は何をしようか・・・と思ったところで親方出現。
我が家の煙突から煙が出ているのが見えてやってきたらしい。
まるで狼煙だ。
なんでも先日伐採した畑の木々を大親方がどんどん燃やしていて、このままだと薪に使えそうなものも燃やされそうだから休みなら今のうちに運んでしまおうという話になった・・・。
年末に友人や助手とちまちまと運ぼうと思っていたのだが、そりゃ大変だと急遽搬出に行くことに・・・。
現地にて。
到着すると既に我輩の畑の畔が放火されている(笑)
この方が大親方。
齢93歳になられる。
原付のフロントカゴにカセットバーナーを常備して管轄内を巡回しては火をつけるのが趣味だ。
93歳なので当然人の言うことなどまったく聞かない。
(本人に)好都合なことに耳も遠くなっている。
決め台詞は「(燃えて)さっぱりした!」
通称、放火魔。
このままほっとくと確実にすべての原木が灰と化す可能性大なので、急遽予定を変更して搬出作業にとりかかる。
とはいっても親方の扱うバックホーがあるので我輩はチェンソーで長さを多少カットする程度だ、ラクチン。
しかし降ろすのは手動なので難儀だ。
パレットを並べて軽トラから転がし落とす。
何本かは重すぎて無理だったのでフォークリフトで降ろした。
しかし 既に一度放火された現場もあったようで黒焦げになっている原木も多数・・・(涙)
見当たらない木もあるので一部は既に灰と煙と化したように思われる。
軽トラで4往復してなんとか生存者(原木)を運び終えた。
戻ったら残った枝葉はすべて焼却されていた。
もう、大親方の管轄内の木は切ったらすぐ搬出しないと危険だということがよくわかった(笑)
今日の半休は虫の知らせだったのかもしれないね。
原木到着
前回伐採した原木だが、翌日にはすべて家に届けられていた。
帰宅して山積みされた薪場をみたときの印象は「太いのばっか!」
現場で玉切りしているときはさほど気にならなかったけど、実際に運ばれてきた原木を見ると太いね。
そしてみるからに重そう。
しいたけの榾木に使えそうなサイズは他の人たちが持って帰ったようで、我輩に届けられた原木はどれも太いのばかりになってしまったそうだ(笑)
これから春までにぼちぼち割っていく予定だが、一つだけ問題があって搬出する際に池の中をバックホーで引きずりだした為、ヘドロが付着しているものが多々ある。
中には全体をヘドロコーティングしたのではないかと思うくらいに真っ黒のものも(涙)
池の底に沈殿しているヘドロだけあって近づくと臭いもキツイ。
これは雨で流れ落ちるようなレベルではなさそうなのでケルヒャーで洗わないとダメだろう。
そのまま切るとチェンソーの刃もすぐダメになりそうだし。
この原木切るならバックホーあったほうがええやろ、とそのままバックホーまで置いてあった。
さすがは親方、よくわかっている(笑)
まあぼちぼちやる予定だ。
後は畑周辺の伐採した木も搬出しなくてはいけない。
30cm前後の広葉樹が4-5本とこちらは比較的小柄な原木ばかりだが、ここは下が田んぼでかつ傾斜地なので搬出はちょっとしんどい。
まあ道路までのアクセスはそう遠くないし、隣の家がバックホーをもっているので借りてある程度のところまで引っ張り出せばなんとかなりそう。
まあこれは友人のK氏と助手のF氏に任せる予定だ。
それにしても我が自治体は50世帯ほどなんだけど、我輩が把握しているだけで6世帯、計10台ほどのバックホーを所有している計算になる。
トラクターならまだしもバックホーってそんなあちこちにある乗り物だろうか?と思わず考えてしまう。
まあでも山を所有してる人にとってバックホーはマストアイテムだね、それだけは間違いないと改めて実感しているよ。
我輩も買わないのかって?
我輩は親方のおさがりをねらっているよ(笑)
一石四鳥
週末は近所のため池にある木の伐採にいってきました。
自治会がらみの依頼なのだが、時給1000円が支給される。
木の伐採は趣味みたいなものだし、時給に加えて昼食も出るし、しかも切った木はほぼ我輩のものになるというこれはまさに一石四鳥だ。
現場は水を抜いたため池の中。
ここに既に伐採済みの6本の木を搬出するというシンプルな作業だ。
しかしいずれの木も径が30センチ以上とかなりでかいので慎重に作業する必要がある。
ひたすら枝打ちと玉切り。
径がでかく切るのも運ぶのも一苦労だけど、すべてクヌギとカシなので我輩には福沢諭吉がそのへんにころがっているようにしか見えない。
お昼ご飯も十分なボリュームで大食いの我輩でも満足だ。
これなら2つは食べれるけどね。
枝葉はすべて池の中で焼却処分だ。
いつもなら大切に薪にする15cmくらいまでの木は無残にも焼かれてしまった。
とてももったいないがすべて搬出したいと言い出すと他のメンバーに多大な負荷をかけてしまうので我儘はいえない。
気分的には野口英世を大量に焼き捨てているような切ない気持ち。
ラスボスがこのクヌギの木。
根本は直径80cm前後あり相当なサイズなのでワイヤーをかけて丘の上のバックホーで引きながら慎重に作業をする。
日没までになんとか伐採と搬出完了。
40cmのガイドバーでギリギリ切り終えたよ・・・。
切った原木はなんと後日バックホーとダンプで家まで届けてくれるそうだ。
「趣味」「時給有」「昼食付」「原木サービス」「運搬サービス」ともはや一石五鳥だ、うしし。
廃材は良い薪だ
先日いただいた住宅廃材を薪にしてみました。
チェンソーで適当なサイズに切るのだが、それほど太くないのでスパスパと切れてよい。
ただ、釘が刺さっている部分もあるのでそれだけが要注意。
釘に当ててしまうと一発でチェンソーが切れなくなってしまうのでこれだけは気をつかう作業だ。
割った廃材の水分量を計測してみましたが当然のごとく一桁以下。
まあ、何十年も家の柱としてあったものですからカラカラに乾いて当然ですが。
乾いている上に針葉樹なので薪ストーブの立ち上がりには最高だ。
廃材を使って巡行温度までもっていって、そこから広葉樹を投入・・・と思っていたのですが如何せん貧乏性なので廃材をついついその後も投入してしまう。
燃え尽きるのは早いので寝る前は広葉樹の方が良さそうですが、家にいる間は廃材でも十分かなという気がしてきた。
そんなことを考えているうちに追加で廃材が届いた。
他所に降ろしていたもので少し痛んでますが、まあ必要十分でしょう。
釘だけ気を付ければ、廃材はとても良い薪だなと実感。